
なぜ脚が開く?姿勢のクセが将来の不調を招く理由
2025年04月26日 17:50
こんにちは!
先日、こんな話を聞きました。
「新幹線に乗ったとき、隣に座っていた男性の脚が広がっていて、私の足に何度も当たってきました。本人に悪気はないのでしょうが、少し気になってしまいました。
どうして脚が開いてしまうんでしょう?」
こうした「脚が開いてしまう」クセ、実は多くの方が無意識にやっていて、しかも体の不調と深く関係していることをご存知でしょうか?
この記事では、脚が開いてしまう理由から将来の不調リスク、セルフチェックの方法、そして今すぐできるケアまで、わかりやすくご紹介していきます。
📌この記事でわかること
なぜ脚が開いてしまうのか?
足が開いたまま座るクセの影響とは?
自分の姿勢をチェックする方法
姿勢改善のためにできる簡単セルフケア
ふらっとサロンで行っているアプローチとは
👇それでは詳しく見ていきましょう!
足が開く座り方、実は無意識のクセ?
冒頭の新幹線の話のように、最近は「男性の脚が開きすぎて、隣の人に当たる」という声がSNSでも話題になっていました。
“マンスプレッディング”という言葉で取り上げられることもありますが、多くの男性は「無意識にリラックスしていたらそうなっていた」と答えているそうです。
実はこの無意識の「開きグセ」、カラダの状態を表す“サイン”かもしれません。
✅リラックス=脚が開く…その背景とは?
「なんとなくリラックスしていると、脚が開いてしまう」
これ、よくあるパターンですが、当院でも同じようなクセのある方をよく見かけます。
検査をしてみると、骨盤が後ろに倒れている(後傾している)傾向が強いです。
浅く腰掛ける、背もたれにもたれかかる、猫背になる──
こうした姿勢の積み重ねが、「脚を閉じて座ることができないカラダ」を作っているのです。
✅脚が開く姿勢がもたらすカラダへの影響
脚が外に流れてしまう姿勢は、骨盤が後傾しているサインのひとつです。
骨盤が正しい位置よりも後ろに倒れることで、上半身をしっかり支えることができず、代わりに太ももの外側の筋肉や腰の筋肉が頑張りすぎてしまいます。
結果として、姿勢が崩れやすくなるだけでなく、
腰痛
股関節の違和感
足のむくみ・だるさ
膝の痛み
といった不調にもつながっていく可能性があります。
深く座れない=体幹の弱りかも
電車の中などで脚を開いて座っている人を見ると、たいてい「椅子に浅く腰かけている」ことに気づきます。
逆に言えば「深く腰掛けられない」体の状態なのかもしれません。
深く腰掛けて骨盤を立てるには、骨盤を支えるインナーマッスル(腸腰筋や骨盤底筋群)、そして内もも(内転筋群)の安定した働きが必要です。
ところが、長年の座りグセや運動不足によって、これらの筋肉がうまく使えていない方がとても多いのです。
✅脚が開くのは男性に多い?
「男性の方が脚を開きやすい」と言われるのには、実際に体の構造的な違いも関係しています。
男性は骨盤が狭く、太ももがまっすぐ前に出る構造のため、脚を閉じると股関節が詰まりやすい
女性は骨盤が広く、関節が柔らかいため、閉じる・開く動作の自由度は高い
また、筋力バランスの面でも、男性は内もも(内転筋)を使う習慣が少ない傾向があり、無意識に脚が外に開きやすくなるのです。
一方で、女性も筋力の低下や骨盤のゆるみによって後傾になるケースは増えており、「脚が開く=男性だけの話」とは言えません。
✅自分の骨盤の傾き、確認してみよう
まずは、自分の姿勢を簡単にチェックしてみましょう。
椅子に座った状態で、次のポイントを確認してみてください。
骨盤が立っているか(腰が丸まっていないか)
背中が背もたれに預けっぱなしになっていないか
脚は自然に閉じているか、外に流れていないか
もし、浅く座っていたり、太ももが外に開いている場合は、骨盤が後傾し、支える筋肉がうまく働いていないサインかもしれません。
「深く座る」感覚を取り戻す3つのポイント
椅子の一番奥までお尻を入れる
背もたれに骨盤ごと預けるのではなく、骨盤で“立つ”感覚を意識しましょう。足の裏を床にしっかりつける
足の接地が安定しないと、脚を開いてバランスを取ろうとします。靴を脱いで座るのも有効です。内ももを軽く意識する
内転筋が目覚めることで、脚を“閉じて保つ”感覚が戻ってきます。
最初は少し違和感があるかもしれませんが、継続することで少しずつ自然な姿勢が身につきますよ。
✅ふらっとサロンでできるサポート
当院では、ただ姿勢を「矯正」するのではなく、その方の状態を見極めながら、次のようなサポートを行っています。
施術で骨盤の状態をチェック
カイロプラクティックの視点で、骨盤・背骨・股関節の位置や動きをチェックし、必要な部分を調整します。
さらに、脚が開く姿勢に関係する筋肉のバランスも見逃しません。
たとえば以下のような筋肉に注目して調整を行います。
過緊張しやすい筋肉:大腿筋膜張筋、腸脛靭帯、外旋筋群(梨状筋など)
働きが弱くなりがちな筋肉:内転筋群(内もも)、腸腰筋(インナーマッスル)、中殿筋、骨盤底筋群
こうした筋肉の状態を確認し、緊張している部位はやわらげ、弱っている部位には負荷をかけて使いやすくする――
そうした「調整+アクティベート」を組み合わせたケアを行っています。
キネシオロジーや霊気でのやさしいサポート
筋反射テストで内臓疲労やストレス由来のゆがみも確認し、体の反応を見ながら調整。刺激に敏感な方には霊気を使ったエネルギーケアも対応可能です。
再発を防ぐためのアドバイスも
施術のその場限りではなく、栄養・睡眠・日常姿勢・簡単な運動なども含めてご提案します。
私自身も、施術家になってから初めて「深く座る心地よさ」を実感しました。合宿中に「姿勢がきれいですね」と言われたとき、自分でも驚いたほどです。
ふらっとサロンでは、あなたの“姿勢”をサポートします
今回紹介した『脚が開くクセの原因と改善策』、ぜひ試してみてくださいね!
ふらっとサロンでは、あなたの不調の根本原因をチェックし、
カイロプラクティック・キネシオロジー・運動療法などを組み合わせた施術を行っています。
📅 簡単WEB予約はこちら → https://flatsalon55.com/yoyaku
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それでは、また次回のブログでお会いしましょう!