
手首の動きが悪いと、こんな影響が…!
2025年03月06日 17:19
「最近、パソコンやスマホを長時間使うと手がダルい…」
「フライパンを持つと手首が痛む…」
そんな経験はありませんか?
手首は小さな関節ですが、日常のさまざまな動きに関係している重要な部分です。
手首の柔軟性や筋力が低下すると、いろんな部位に不調が起こる可能性があります。
✅ 肩こりや首のコリが悪化
手首が硬いと、キーボードやスマホを操作する際に余計な力が入り、前腕や肩の筋肉が緊張しやすくなります。
結果、肩こりや首のコリが慢性化することも考えられます。
✅ 腱鞘炎(けんしょうえん)のリスクが増す
手首の動きが悪いと、指の腱に負担がかかり、親指の付け根や手のひらが痛む
「腱鞘炎」になりやすくなります。
特に、スマホやマウスの操作が多い人は要注意!
なので、
手首の可動チェック!
簡単なセルフチェックをしてみましょう。
1. 手首の基本可動域チェック
✅ 前後の動き(屈曲・伸展)
方法:
手のひらを正面に向けて、指先を上に手首を曲げる(伸展)。
逆に、指先を下に手首を曲げる(屈曲)。
手首が90度くらい曲がるか確認。
ポイント:
手首がスムーズに曲がらない場合、手首の柔軟性が低下している可能性。
✅ 左右の倒し(橈屈・尺屈)
方法:
手のひらを下に向けた状態で、手首を親指側・小指側へ倒す。
小指側の動きが大きく、親指側はやや制限があるのが正常。
ポイント:
可動域が狭いと、手首の負担が増えている可能性。
✅ 回旋(回内・回外)
方法:
肘を曲げて、手のひらを上に向ける(回外)、下に向ける(回内)。
肘が動かずに、手首だけでスムーズに動くか確認。
ポイント:
手首が回りにくい場合、前腕の筋肉が硬くなっている可能性。
2. 手首の力チェック
✅ 握力と指の動き
方法:
グー・パーを10回連続で繰り返し、指がスムーズに開閉するか確認。
握力の左右差があるかチェック。
ポイント:
握力が極端に弱い or 指がスムーズに開かない場合、手首の筋力が低下している可能性があります。
✅ 体重をかけたときの手首の負荷
チェック方法:
手を床について、体重をかけても違和感がないか確認。
手首が痛む or 突っ張る感じがあるかチェック。
ポイント:
体重をかけると痛みが出る場合、手首の柔軟性低下 or 過去の負担が蓄積している可能性。
3. 指と手首の連動性チェック
✅ 親指と小指がつくか?(拇指対立運動)
方法:
親指と小指をしっかりくっつける。
そのままの形をキープ。
ポイント:
しっかりくっつけられない場合、手の細かい筋肉が弱っている可能性。
手首の不調に気づいたら、早めのケアを!
セルフチェックをして、「動きが悪い」「痛みや違和感がある」
と感じた方は、そのまま放置せずにケアすることが大切です。
ストレッチや軽い運動で改善する場合もありますが、
・手首の可動域が極端に狭い
・ちょっとした動作で痛みを感じる
・握力が低下している
といったことがある場合は、ケアを受けることをおすすめします。
当院では、手首の可動域や筋バランスをチェックし、
適切な調整やアドバイスを行っています。