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寒暖差疲労に気を付けて

2024年06月13日 13:19

こんにちは、

なんか、急に暑くなってきてますね。


こういう季節の変わり目って、なんだか体調が優れない…なんてことがあるかも。

実は、それ「寒暖差疲労」かもしれません。


寒暖差疲労は、気温差によって自律神経が乱れ、様々な不調が現れる状態です。

具体的には、以下のようなメカニズムが働いています。


1. 体温調節機能の乱れ


人間は、体温を一定に保つために、自律神経が働いて体温調節を行っています。

しかし、気温差が大きいと、自律神経が過剰に働き、体温調節がうまくいかなくなります。


暑いときは交感神経が優位になり、汗をかいたり、血管を広げたりして体温を下げようとします。

逆に、寒いときは副交感神経が優位になり、血管を縮めたり、熱を産生したりして体温を上げようとします。


しかし、短時間の間に暑い環境と寒い環境を繰り返すと、自律神経が追いつかず、体温調節がうまくできなくなります。


2. エネルギーの消耗


体温調節には、エネルギーが必要です。

気温差が大きいと、自律神経が過剰に働き、体温調節に多くのエネルギーを消費することになります。


エネルギーを消費するときに活性酸素がつくられ、細胞が傷つきます。

この修復にもエネルギーが使われるため、修復が追い付かないと

免疫細胞がサイトカインという物質を作って脳にそのことを伝えます。


その結果、疲労感や倦怠感などの症状が現れます。

3. 血行不良


気温差が大きいと、血管が収縮したり拡張したりを繰り返すことになります。

その結果、血流が悪くなり、細胞の修復が充分に行えず、肩こりや頭痛などの症状が現れます。

疲労感

倦怠感

頭痛

めまい

肩こり

不眠

食欲不振

便秘

下痢

集中力低下

イライラ


などの不調が表面に現れてきます。


寒暖差疲労を予防するには、以下の点に注意することが大切です。


室内外の温度差をできるだけ小さくする

衣服を調節する

こまめに水分補給をする

適度な運動をする

十分な睡眠をとる

ストレスを溜めない


寒暖差疲労は、自律神経が乱れることで起こる様々な不調の総称です。

気温差が大きい季節の変わり目には、特に注意が必要です。


もちろん、疲労が蓄積されて筋肉がこわばり、血流が悪くなっている部分は、

カイロプラクティックの施術で改善することができます。

早い段階で筋肉のこわばりをなくし、血流を回復させることは、

疲労をためこませないために効果的です。