ストレスと疲労のジェットコースター
2024年06月05日 12:37
勉強や仕事、人間関係など様々な場面で、私たちはストレスを感じています。
適度なストレスは、集中力や活力を高める効果も期待できますが、
過度なストレスは心身に悪影響を及ぼします。
対して、疲労は心身が休息を必要としているサインです。
疲労を感じたら、無理せず休息をとることが大切です。
しかし、ストレスが多い状態では、疲労を感じにくくなり、無理をしてしまうことがあります。
ストレスと疲労は、まるでジェットコースターのような関係です。
ストレスを感じると、脳からコルチゾールやアドレナリンなどのホルモンが分泌されます。
これらのホルモンは、一時的に集中力や活力を高めてくれますが、
ストレスがなくなったタイミングで、一気に疲労感に襲われることがあります。
ダーッと上がったら、ダーッと下がる、みたいな感じです。
さらに、ストレスと疲労は悪循環を起こします。
慢性的なストレス状態にあると、疲労を感じにくくなり、無理をして活動を続けてしまいます。
その結果、更なる疲労蓄積を招き、ストレス耐性も低下します。
そうなってくると、様々な問題を引き起こす可能性があります。
免疫力低下
睡眠障害
頭痛
消化不良
筋肉痛
うつ病
ストレスと疲労を溜め込まないためには、セルフケアが有効です。
1. 十分な睡眠
睡眠不足はストレスと疲労の悪循環を招きます。良質な睡眠は疲労を回復させるのに極めて大事です。
この睡眠については、次回以降に詳しく紹介する予定です。
2. 適度な運動
運動はストレス解消に効果的なだけでなく、疲労回復にも役立ちます。身体の状態に合った運動を習慣的に行いましょう。
3. バランスの良い食事
ストレスや疲労を感じたときは、栄養バランスが乱れがちです。
野菜や果物、魚など、栄養豊富な食品を積極的に摂取しましょう。
4. ストレス解消法を見つける
趣味や音楽鑑賞、友人との交流など、自分なりのストレス解消法を見つけておきましょう。
どうしても辛いときは、無理せず休暇を取ってゆっくり休息しましょう。
ストレスと疲労は、現代社会における重要な課題です。
心と体のサインを見逃さず、適切な対策を講じることが大切です。
上手にストレスと付き合い、心身ともに健康的な生活を送りましょう。