身体が錆びる?
2024年05月11日 16:50
金属は錆びると動きにくくなったりしますね。
ネジが錆びて回らなくなって困ったりしたことがあるのではないでしょうか
実は身体も錆びることがあるんです。
錆びることを「酸化」といいます。
私たちの体は日々、酸素を取り入れて生命活動を行っていますが、
その過程で活性酸素が生成されます。
この活性酸素は細菌などを攻撃して身を守る働きがあるのです。
しかし、活性酸素は同時に正常細胞な細胞を傷つけ、
老化の原因になったり、シミやしわの原因になり、
もっと深刻な病気の原因になったりします。
過剰な活性酸素は有害になりますね。
でも、人間の体にはもともと抗酸化物質が存在していて
過度の活性酸素ができるのを抑えています
しかし、この抗酸化作用は20代をピークとして、
加齢とともに低下していってしまうのです。
そのため、抗酸化作用をもつ栄養素を摂取することが健康のために大切になります。
抗酸化作用をもつものに、
ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール類、カロテノイドなどがあります。
ビタミンについてはよくご存じかと思うので、
ここではビタミン以外の栄養素について、どんなものに含まれているのかを含めて
代表的なものを紹介していきたいと思います。
1、 イチョウ葉エキス
ポリフェノールの一種であるフラボノイドと、
強力な抗酸化作用を持つギンコライドを含んでいます。
2、 ドクダミ
ちょっと臭いヤツです。でも身体に良い成分を含んでます。
ケルセチンというのフラボノイド類が含まれており、
抗酸化作用や美肌効果があると言われています。
3、 ブドウ種子
ポリフェノールの一種で強い抗酸化力を持つプロアントシアニジンが含まれています。
プロアントシアニジンの抗酸化力はビタミンEの5倍もあるといわれており、
血管内の悪玉(LDL)コレステロールの酸化を防ぐ効果が高いです。
4、 ローマカミツレ(カモミール)
ポリフェノールの一種であるカマメロサイドが含まれており、
AGEsの生成抑制作用があります。
お、聞きなれない単語が出てきました。
AGEsというのは、「終末糖化産物」のことで、
タンパク質と糖が結びつくことによりできる、
元に戻ることのない最終的な生成物です。
AGEsはタンパク質を変性・劣化させ本来の働きを阻害します。
AGEsがたまってくると、コラーゲン繊維が結ばれ固くもろくなり、弾力性が低下します。
ローマカミツレの成分はこの生成を抑えてくれます。
抗酸化力を持つ栄養成分を取り入れることで、錆びにくい身体を手に入れることができます。
日々の食事に工夫を加え、美しさと健康をサポートしましょう。
ふらっとサロンでは、これら抗酸化成分をバランスよく配合したサプリメントも扱っております。