
昨日、気の置けない仲間と集まりました。会話が弾み、お肉料理もおいしくて、ついお箸が止まらず。
「明日、調整すれば大丈夫」と思っていたのですが、今朝は身体が布団に吸い込まれるように重く、目覚ましのあとに二度寝しました。午前中も頭がぼんやり。「施術者なのに、やってしまったな」と苦笑いです。
でも、食べ過ぎた翌朝に身体が重いからといって、自分を責めなくていいんです。まずは、今の体調に合わせてできることを選んでみましょう。
翌朝のだるさを、食事だけのせいにしない
たくさん食べた翌朝は、「昨日の食事が原因だ」と考えたくなります。
今日の私もそうでした。ただ、私の今朝のだるさが何によるものかは、食事だけで決められません。
量の多い食事や脂っこい料理で、食後に眠気や胃の不快感を覚えることはあります。一方、眠気には睡眠の質や体調など、いくつもの要因が関わります。翌朝の全身のだるさを「消化にエネルギーを使い切ったから」と言い切ることはできません。
私が施術で筋肉の働きや身体の動きを確認するときも、一つの反応だけで内臓の状態やだるさの原因を決めることはしません。身体の声に耳を傾けることと、原因を決めつけることは別です。

重い朝に、私ならこの3つから始めます

1. 水か白湯を、飲みやすい量から
起きて喉が渇いていたら、水や白湯を少しずつ。温かいものにこだわらず、自分が飲みやすいほうを選んでください。白湯だけで内臓が「リセット」される、という意味ではありません。
2. 朝食は食欲と体調に合わせる
「昨日食べ過ぎたから、今日は何も食べない」と、罰のように考えなくて大丈夫です。食欲があるなら、味噌汁やスープ、お粥など、食べやすいものを無理のない量で。食事のとり方に医師から指示がある方は、その指示を優先してください。
3. 座って、骨盤と肩甲骨をやさしく動かす
動けそうなら、安定した椅子に座って、骨盤を小さく前後や左右にゆらしてみます。次に、息を止めずに肩甲骨を軽く寄せ、胸を開く。気持ちよくできる範囲で十分です。痛み、しびれ、強い違和感があればやめてください。動くのがつらい日は、休むことを選んでかまいません。
楽しかった食事も、今朝の体調も、大切に
仲間と笑って食べた時間は、私にとって大切な時間でした。だから、食べ過ぎたことを後悔するだけで終わらせたくありません。
「昨日は楽しかったね。今日は身体が少し重いんだね」。そんなふうに気づいて、その日にできることを選ぶ。それもセルフケアだと思います。
だるさが何週間も続く、繰り返す、日常生活に影響する、ほかの気になる不調もある場合は、食べ過ぎと決めつけず医療機関に相談してください。
身体の動かしにくさなどについて一緒に確認したいときは、ふらっとサロンでもお話を伺います。
参考情報
- Cleveland Clinic「Food Coma」(2026年10月2日確認)
- 米国国立糖尿病・消化器病・腎疾病研究所「Eating, Diet, & Nutrition for Indigestion」(2026年10月2日確認)
- NHS「Tiredness and fatigue」(2026年10月2日確認)


