電車で座ると、足はどこへ行きますか?

こんにちは。
ふらっとサロンの河合です。


今日は、ちょっとした「職業病」のお話です。


電車に乗ると、つい人の座り方に目がいってしまいます。


足がパカッと開いている人。
膝をピタッと閉じている人。
バッグを抱えて、小さく座っている人。


怪しい目で見ているわけではありませんよ(笑)


「この人は、この座り方が楽なんだろうなぁ」


そんなことを、つい考えてしまうんです。


でも先日、ふと自分の座り方を見てみたら、座席に浅く腰かけて、足はだらん。


人のことを見ている場合ではありませんでした(笑)


その日は少し疲れていたので、身体が勝手に「いちばん楽そうな形」を選んでいたんでしょうね。


浅く座ると、骨盤はどうなる?


座席に浅く腰かけると、お尻が少し前へ滑りやすくなります。


すると骨盤は、後ろへゴロンと倒れた状態になりがちです。


骨盤が後ろへ倒れると、腰の自然なカーブは少なくなり、背中も丸まりやすくなります。


さらに、その姿勢のままスマホを見ると、頭が前へ出て、肩も内側へ。


最初は「楽だな」と感じるのですが、実際には身体を休めているというより、座席の上でずるずる崩れている状態かもしれません。


一度その姿勢になったからといって、すぐに不調が出るわけではありません。


問題になりやすいのは、通勤中も、仕事中も、家のソファでも、同じ座り方を長く続けている場合です。


毎日の癖になると、どんな不調が出そう?


骨盤が後ろへ倒れ、背中が丸まった姿勢が日常的になると、腰や背中には少しずつ負担がたまりやすくなります。


たとえば、


  • 電車から降りるとき、腰がすぐ伸びない
  • 立ち上がった直後、股関節まわりが固い
  • 座っていただけなのに腰が重い
  • 背中が丸まり、肩や首まで疲れる
  • 歩き始めの一歩がなんとなく出しにくい

そんな感覚につながることがあります。


身体はそのまま倒れてしまわないように、腰や背中、首などを使ってバランスを取ろうとします。


つまり、本人は座って休んでいるつもりでも、身体の一部はずっと踏ん張っているかもしれないんですね。


足が開く・閉じるのも身体の癖?


骨盤が安定しにくいと、足の置き方にも癖が出やすくなります。


気を抜くと足が外へ開く人もいれば、反対に、膝をぎゅっと閉じて身体を支えようとする人もいます。


どちらが良い、悪いということではありません。


ただ、


「いつも同じ形になっている」
「座っているだけなのに疲れる」


という場合は、股関節や骨盤まわりに余計な力が入っていないか、一度気にしてみてもよさそうです。


無理に“良い姿勢”をつくらなくて大丈夫


「じゃあ、背筋を伸ばして、膝を閉じて座らなきゃ」


と思うかもしれませんが、無理に胸を張って姿勢を固める必要はありません。


まずは座席の奥までお尻を入れ、両足の裏を床につけてみてください。


そして、ふーっと息を吐きながら、肩と太ももの力を抜きます。


ずっと同じ姿勢を続けず、ときどき足の位置を変えたり、座り直したりすることも大切です。


身体にとっては、「完璧な姿勢を守り続けること」よりも、「一つの姿勢に固まらないこと」のほうが大事なのかもしれません。


次に電車へ乗ったときは、


「今日の自分の骨盤と足は、どこへ行っているかな?」


と、ちょっとだけ観察してみてください。


自分の座り方を眺めてみるのも、案外おもしろいですよ。


座っているだけなのに腰や背中が疲れる方は、普段の座り方も身体を見るヒントになります。気になる方は、施術のときに教えてくださいね。

トップへ戻る